本/雑誌/新聞の話

まだ人間関係で消耗してるの?人生に絶望した人は「嫌われる勇気」を読むと生きるのが楽になります DAY.394

世間がクリスマス&年末モードの中、今日はそんな世間の浮かれムードとは、無関係のエントリーを。

勇気の心理学「アドラー心理学」
IMG_3698

 

ディープインパクトでした。
「嫌われる勇気」というショッキングなタイトルですが、その中身はオーストリアの心理学者アドラーのアドラー心理学。
以下は自分に刺さった言葉。
・人は変われます。のみならず、幸福になることもできます
・トラウマは、存在しない
・怒りとは出し入れ可能な「道具」なのです
・人は常に「変わらない」という決心をしている
・アドラー心理学は、勇気の心理学です
・全ての悩みは「対人関係の悩み」である
・人生は他者との競争ではない
・お前の顔を気にしているのはお前だけ
・「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない
・ 自分を変えることができるのは、自分しかいません
・すなわち「自由とは、他者から嫌われることである」と
・対人関係のカードは「わたし」が握っている
・あなたは世界の中心ではない
・ほめるという行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれています
・たとえあなたを嫌う人がいようと、「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはな
いし、何をしてもいい。嫌われる人には嫌われ、自由にいきてかまわない。
このように、本全体に自分の価値観を根底から覆しかねない言葉たちが数多くありましたが、読み終わってみると個人的に
分がやってきたことは間違いはなかったんだという、肯定感で満たされました。
メモ形式で所感を書いていきます。

嫌われる勇気

人は誰しも、客観的な世界に住んでいるのではなく、自らが意味づけをほどこした主観的な世界に住んでいます。あなたが見ている世界は、わたしが見ている世界とは違うし、およそ誰とも共有しえない世界でしょう。Read more at location 53

人は見たいものしか見ないという現実。
 いま、あなたの目には世界が複雑怪奇な混沌として映っている。しかし、あなた自身が変われば、世界はシンプルな姿を取り戻します。問題は世界がどうであるかではなく、あなたがどうであるか、なのです。Read more at location 68

全ての物事を自分がどう捉えるかで世界が変わるということですね。

 本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。 欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な〝答え〟を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか? もしくは、なにも変わらないのか……。 さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう——。Read more at location 102

私はこの本で初めてアドラーという人を知りました。

さて、もしもあなたのおっしゃるように、あまねく人の「現在」が、「過去」の出来事によって規定されるのだとすれば、おかしなことになりませんか? だってそうでしょう、両親から虐待を受けて育った人は、すべてがご友人と同じ結果、すなわち引きこもりになっていないとつじつまが合わない。過去が現在を規定する、原因が結果を支配するとは、そういうことでしょう。Read more at location 240

原因論(フロイト)→目的論(アドラー)。「過去が〜だったから今ダメなんだ」と考えるとツライ。なぜなら過去は変えられないから。
われわれは過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって、自らの生を決定している。人生とは誰かに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分なのです。Read more at location 300
つまり過去という事実は変えられないけれど、過去の解釈の仕方次第で、自分の人生に肯定感を持たせることができるんです。
だから自分の人生は自分次第と言えますよね。

簡単です。あなたは「怒りに駆られて、大声を出した」のではない。ひとえに「大声を出すために、怒った」のです。つまり、大声を出すという目的をかなえるために、怒りの感情をつくりあげたのです。Read more at location 352

これはまだ理解できていません・・

要するに、怒りとは出し入れ可能な「道具」なのです。電話がかかってくれば瞬時に引っ込めることもできるし、電話を切れば再び持ち出すこともできる。この母親は怒りを抑えきれずに怒鳴っているのではありません。ただ大声で娘を威圧するため、それによって自分の主張を押し通すために、怒りの感情を使っているのです。Read more at location 376

自分の感情を目的論で考えていくと、感情さえも出し入れ可能ということになる。

感情に支配されず、過去にも支配されない? 哲人 たとえばある人の過去に、両親の離婚という出来事があったとしましょう。これは18度の井戸水と同じ、客観の話ですね? 一方、その出来事を冷たいと感じるか温かいと感じるか。これは「いま」の、そして主観の話です。過去にどんな出来事があったとしても、そこにどんな意味づけをほどこすかによって、現在のあり方は決まってくるのです。Read more at location 396

社会人2年目くらいで意識高い系になって、3年目で鮒谷道場に入塾して以来、この5年くらいでずっとやってきたことが、
自分の人生をいかに肯定していくか、自分の過去をどんな意味にしていくか、ということでした。
 
 
認めたくはありませんが、過去の力は強いですよRead more at location 411
そうなんです。過去に引っ張られて動けなくなってしまったことが何度もある。
いえ、あなたは変われないのではありません。人はいつでも、どんな環境に置かれていても変われます。あなたが変われないでいるのは、自らに対して「変わらない」という決心を下しているからなのです。Read more at location 599
「変わりたい」と口では言っていながら変われないのは、自分自身が「俺は変わらない」と、決断を下しているからなんですよね。
人間が変わる方法は3つしかない。ひとつ目は時間配分を変えること。ふたつ目は住む場所を変えること。3つ目は付き合う人を変えること。どれかひとつだけ選ぶとしたら、時間配分を変えることが最も効果的なのだ。
(大前研一)
と大前研一さんは言っていますが、この3つを実践する前にやることは、自分の人生を生きるという覚悟をもつことなんです。
続けて、彼はこういいました。「大きくなってどうする? お前には人をくつろがせる才能があるんだ」と。たしかに、大柄で屈強な男性は、それだけで相手を威圧してしまうところがあるのかもしれません。一方、小柄なわたしであれば、相手も警戒心を解いてくれる。なるほど、小柄であることは自分にとっても周囲の人にとっても、好ましいことなのだと思わされました。つまり価値の転換です。いまはもう、自分の身長を思い悩んでなどいません。 青年 ううむ。しかしそれは……。 哲人 最後まで聞いてください。ここで大切なのは、155センチメートルというわたしの身長が「劣等性」ではなかった、ということです。Read more at location 881
私は自分のことは、「人づきあいが苦手」という思い込みをしていたんですが、アドラーに言わせればそれは、人間関係のよって傷ついたり、悩みたくないから、そんな自分を作り上げたんでしょうね。
 そのとおりです。わたしは友人の「お前には人をくつろがせる才能があるんだ」という言葉に、ひとつの気づきを得ました。自分の身長も「人をくつろがせる」とか「他者を威圧しない」という観点から見ると、それなりの長所になりうるのだ、と。もちろん、これは主観的な解釈です。もっといえば勝手な思い込みです。Read more at location 901
シンプルに考えれば、全ては思い込みの世界。
思い込み次第で世界は変わる。
と、私は信じています。
 
 アドラー心理学とは、他者を変えるための心理学ではなく、自分が変わるための心理学です。他者が変わるのを待つのではなく、そして状況が変わるのを待つのではなく、あなたが最初の一歩を踏み出すのです。Read more at location 1435
自分が変われば世界は変わる。人を変えようとするより、自分が変わった方が何倍も楽しくなる。
人は「この人と一緒にいると、とても自由に振る舞える」と思えたとき、愛を実感することができます。劣等感を抱くでもなく、優越性を誇示する必要にも駆られず、平穏な、きわめて自然な状態でいられる。ほんとうの愛とは、そういうことです。Read more at location 1459
なるほど。。。

しかしそれは、Aさんの欠点が許せないから嫌っているのではありません。あなたには「Aさんのことを嫌いになる」という目的が先にあって、その目的にかなった欠点をあとから見つけ出しているのです。Read more at location 1486

このことが本当に腹落ちできたら、生きるのが楽になりますね。

哲人 わかりました。いまのお話について、アドラー心理学の大前提をお話ししましょう。アドラー心理学では、他者から承認を求めることを否定します。 青年 承認欲求を否定する? 哲人 他者から承認される必要などありません。むしろ、承認を求めてはいけない。ここは強くいっておかねばなりません。 青年 いやいや、なにをおっしゃいます! 承認欲求こそ、われわれ人間を突き動かす普遍的な欲求ではありませんか!Read more at location 1630

これこそ考え方の大転換と言えるでしょう。

アドラーに言わせれば、人から認めて貰うことを目的としていると、最終的に自分の人生を生きられなくなってしまう。

○○さんから認めて貰って一人前。

両親から認めて貰って一人前。

○○から認めて貰って一人前。

これまで承認欲求を否定することになってしまいます。アドラーさんの言いたいことは、理屈では分かったつもりでいるのですが、すぐには受け入れられない自分がいます。

自分を変えることができるのは、自分しかいません。Read more at location 1785

これは100%同意。

他者は他者でしかない。それは親であっても先生であっても親友であっても。

おまえを救うのはおまえしかいないんだ」と、ルーズヴェルトゲームで、エース沖原がチームメイトに掛けられていた言葉を思い出しました。

自らの生について、あなたにできるのは「自分の信じる最善の道を選ぶこと」、それだけです。一方で、その選択について他者がどのような評価を下すのか。これは他者の課題であって、あなたにはどうにもできない話です。Read more at location 1838

つい他者からどう思われているのか、気になってしまうのですが、突き詰めて考えるとそれは他者の課題で、自分ではコントロールできません。

ここが腹落ちできれば、非常に生きるのが楽になれると思うんです。

誰からも好かれたいと思っているうちは(これは私含めみんな無意識で持っている感情だと思う)、自分の人生を生きられないことになってしまいます。

人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうち2人は、互いにすべてを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ」と。 このとき、あなたを嫌う1人に注目するのか。それともあなたのことが大好きな2人にフォーカスをあてるのか。あるいは、その他大勢である7人に注目するのか。人生の調和を欠いた人は、嫌いな1人だけを見て「世界」を判断してしまいます。Read more at location 3129

どこにフォーカスするかと言う話。
例えば、ミャンマー人10人と付き合いがあって、その中の凄く良い奴1人にフォーカスするのか、それともクソみたいな奴1人にフォーカスして、更にはミャンマー自体も嫌いになってしまうのか。
人生を登山のように考えている人は、自らの生を「線」としてとらえています。この世に生を受けた瞬間からはじまった線が、大小さまざまなカーヴを描きながら頂点に達し、やがて死という終点を迎えるのだと。しかし、こうして人生を物語のようにとらえる発想は、フロイト的な原因論にもつながる考えであり、Read more at location 3379
人生の大半を「途上」としてしまう考え方なのです。Read more at location 3382

じゃあどう考えれば良いのか?

 哲人 ええ。人生はいつもシンプルであり、深刻になるようなものではない。それぞれの刹那を真剣に生きていれば、深刻になる必要などない。 そしてもうひとつ覚えておいてください。エネルゲイア的な視点に立ったとき、人生はつねに完結しているのです。 青年 完結している? 哲人 あなたも、そしてわたしも、たとえ「いま、ここ」で生を終えたとしても、それは不幸と呼ぶべきものではありません。20歳で終わった生も、90歳で終えた生も、いずれも完結した生であり、幸福なる生なのです。Read more at location 3521

「 今、ここ」にフォーカスする。

哲人 人が自由を選ぼうとしたとき、道に迷うことは当然あるでしょう。そこでアドラー心理学では、自由なる人生の大きな指針として「導きの星」というものを掲げます。 青年 導きの星? 哲人 旅人が北極星を頼りに旅するように、われわれの人生にも「導きの星」が必要になる。それがアドラー心理学の考え方です。この指針さえ見失わなければいいのだ、こちらの方向に向かって進んでいれば幸福があるのだ、という巨大な理想になります。 青年 その星はどこにあるのですか?

他者貢献です。  Read more at location 3583

他者に貢献しているという意識こそ幸福感に繫がる。

まとめ

冒頭で、「読み終わってみると個人的に分がやってきたことは間違いはなかったんだという、肯定感で満たされました」と書きました。

自分がやってきたこととは自己啓発のこと。

約5年前に、自分の生きたい人生を生きていくと決めたから、今の自分があるんだと再認識できた。

自分がもっと他者に貢献できる自分でいたいと確認できた。

人間関係で消耗するのもう辞めませんか。

富田 博之

富田 博之

投稿者の記事一覧

富田 博之(とみた ひろゆき)
ミャンマー現地採用(日系ミャンマー現地法人責任者)。
ミャンマーの人口最大の都市ヤンゴンで、2015年7月1よりコンサルティング事業立ち上げ業務に参画中。1986年9月生まれ。寅年、天秤座、A型。東京都西東京市出身、埼玉県所沢市育ち。

関連記事

  1. 昭和30年代のミャンマーでサバイバルするには健全な諦めをすると良…
  2. 半年間ゼロ秒思考メモを継続した結果。。。 DAY.49
  3. 2035年の世界でもアジアの時代は続いている。by高城剛氏 DA…
  4. 高城剛本を読破したい件 DAY.132
  5. ノマド化する時代。海外就職するならオススメな本 DAY.122
  6. ミャンマーはネタの宝庫!和み系タクシー初体験レポ DAY.25…
  7. まだ糖質制限してないの?ミャンマーでチャレンジ中 DAY.272…
  8. 20年後の世界を刮目せよ。2035年の世界 DAY.61

お問い合わせ

仕事のご依頼(広告掲載、記事寄稿など)はhirovana09@yahoo.co.jpからお願いします!!
PAGE TOP